小学生が朝自分で起きるために意識した3つのこと

小学生が朝自分で起きるために意識した3つのこと 子育て・家事

みなさんこんにちは、クムクムです。
4月からお子さんが小学生になる、という方も多いのではないでしょうか。

特に最初の子だと、何を準備したら良いのか、小学校にちゃんと通えるのか、はじめてのことが多く不安も尽きないかと思います。

さまざまなサイトでも自分のことは自分でできるようにと書かれており、お箸の使い方、時計の読み方、お着替え、トイレ、など様々な項目があります。

その中でクムクムがとても大事だと思うことは、朝、子どもが自分で起きられるようにすることです。


それは入学後、クムクムの周りでは「子どもが朝全然起きられない」「抱っこして部屋から連れてこないといけない」「寝ぼけてて何回言っても準備できない」と悩んでいるママさんがとても多いからです。
もしこれが解決されないと、中学生になっても、高校生になっても、親が起こさないといけなくなってしまうのでは?

でも実際、どうやったら子どもが自分で起きられるようになるのでしょうか?
そこで今回は、クムクムが意識した3つのことをご紹介します。


なぜならクムクムは息子が小学生に入学してから1年間、朝、一度も起こしたことがありません
息子はちゃんと時間になったら自分で起きてきます。
(なんなら、クムクムが息子に起こされることも多い…)

それはクムクムの息子がすごいなどということは決してなく(普通の制御不能な小学生男子です笑)、朝、自分で起きられるように意識してみたことがうまくいったからなのです。

もしかしたらどなたかのご参考になるかもしれませんので、その方法をご紹介します!

1時間を決めて生活リズムを身につけさせる 

まずは朝、起きられない原因は寝るのが遅いから、とよく言われますよね。
5歳から中学生頃までは10時間以上の睡眠時間があった方がいいとか。
理想的には20時半から21時頃に寝て、6時半から7時の間に起きた方がいいのかもしれません。

でも、お仕事の関係で就寝時間自体が遅いご家庭もあるのではないかと思います。
結論から言うと、クムクムの考えでは夜遅く寝ても大丈夫です。

なぜなら、大事なのは子どもに生活リズムを身につけさせることだからです。

クムクムは子育てでこれを一番大切にしています。
実はクムクムは幼少期にモンテッソーリ教育を受けており、母親にリズムを意識して育てられました。
これがとてもよかったので、息子にも同じようにしています。
(モンテッソーリ教育の話はプロフィールに少し書いています)

では生活リズムはどうやれば身につくのか?
とても簡単です。


時間を決めてあげるだけです。
起きる時間、朝ごはんの時間、家を出る時間。
夕食の時間、お風呂の時間、寝室に行く時間

そして毎日だいたい同じにしてみてください。

つまり、別に早く寝かせなくても、寝る時間と起きる時間を決めてあげれば大丈夫なのです。
ただ一つ、とても大切なことがあります。
決めた生活リズムはなるべく守ってあげてください

日によって変えてしまうとリズムが狂ってしまうので、リズムを体に覚えさせるまでは、同じ行動を繰り返すことが必要です。

そうすればお子さんも無理なく、親からいちいち言わなくても自然と時間通りに動けるようになります。

2平日はタイムスケジュールを守ってあげる

では早速、生活リズムを意識した我が家の平日のタイムスケジュールを公開します!

*朝
・6時45分起床
・7時から朝ご飯
・7時25分からトイレ、歯磨き、洗顔、着替え
・7時45分に出発

*夜
・17時から18時に帰宅
・18時半から夜ご飯
・20時からお風呂
・20時半に読み聞かせ
・21時までに就寝

このような感じで、特別なことは何もありません。
平日にフルタイムで働くクムクムにも、息子にも無理がないよう時間を設定してます。


保育園時代は支度に時間がかかるため、もう少し朝は遅めでした。
このスケジュールは、保育園の2月から組み、続けています。
でも体調が悪い時には20時に寝かせたり、土日祝は割と自由で22時くらいに寝かせるときもあったりします。
土日祝であっても朝食後のトイレ、歯磨き、洗顔は同じようにさせています。

このような生活リズムがすっかり身についた息子は、お休みの日でも6時45分には自然と目が覚め、20時過ぎると眠くなるような体になっています。

3時計をうまく使いこなす

でも、いきなり親が決めたタイムスケジュールに5歳くらいの子がちゃんと合わせてくれるのでしょうか。
もちろん無理ですよね。

クムクム「今日から20時にお風呂に入ろうね」
息子(5歳)「いや〜!」

こんなやり取りが永遠に続いてしまうのではないでしょうか笑


そこで我が家が使ったのは時計です。
時計の読み方は小学1年生で習いますが、実は4歳くらいから教えておくと後々親が楽です。
夜になったら寝なければならないこと、まだ遊びたくても夕方にはおうちに帰らないといけないこと、小さな子どもたちもよくわかっていますよね。
時計を通した時間の概念を教えるのは、早ければ早いほどいいです。

でも、入学前でも決して遅くはありません!
我が家では、5歳の2月に目覚まし時計を買いました。
もともと目覚まし時計は寝室にあるのですが、あえて息子専用を買ったのです。
息子をわざと時計屋に連れて行き、自分の好きなものを選ばせました。
いつもなら親があれこれと口を出したり、安いものへと誘導するのですが…笑

息子が選んだのは、なんと4000円もする黄色の某電気系キャラクター!
「じゃあこれを買うから、自分で頑張って起きてみようね」と約束をしました。
また、朝の目覚まし時計は必ず息子が止めること、寝る前は息子がセットすることも約束しました。

スケジュールを実行する前日までは、息子にはあえて時計を触らせません。
そして息子は、某キャラの可愛い声を早く聞きたい気持ちが強過ぎて、翌朝ちゃんと自分で目を覚ますことができました笑。

これを数日続けていたら、朝起きられるようになったのです。

ちなみに我が家では、朝遅刻せず登校させるために他にも息子用にIKEAのデジタル時計を2つ買いました。
一つは食卓のすぐ前において20分間で朝食を食べられるよう、時間を見ながら食べることを教えました。
もう一つは学用品収納の近くに置き、7時45分に出発できるよう時間を見ながら準備することを教えました。

こんな風に、時計を活用する、というのも一つの方法だといえます。

4まとめ

以上、小学生が朝自分で起きるために意識した3つのこととして、起床、食事、お風呂、就寝時間を決めてあげて、守ってあげて、生活リズムを身につけさせること、そのために時計をうまく活用すること、について書きました。

朝起きない子を毎日起こすのは、とても大変だと思います。
常に起こしてあげていると、子どももそれが当たり前になり「なんで起こしてくれなかったの?」と不満を言われてしまうことさえあるかもしれません。

クムクムは基本的にとても面倒くさがりなので、子どもができることは自分でやって欲しいと思いつつ…同時に実はモンテッソーリ教育の基本理念である「自律した子」もちょっとは目指せるのでは、と考えています。

少しでも、ママたちの朝の負担が減りますように。


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もしよかったらそちらもご覧くださいませ。

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