小学生が自分で準備ができて忘れ物もゼロになった学用品収納

小学生が朝自分で起きるために意識した3つのこと 子育て・家事

みなさんこんにちは、クムクムです。
4月からお子さんが小学生に入学されるみなさん!
まずはご入学、おめでとうございます!

1年前、6年間の保育園生活を卒園したクムクムの息子。
感慨深い反面、小学校でちゃんとやっていけるのか、とても心配でした。

入学のためのいろいろな準備についてもたくさん調べました。
特に悩んだのがランドセルなどの学用品収納です。
なぜなら、自分で準備や整理をして、しかも忘れ物なく登校して欲しい…。
そんな収納コーナーを作りたかったからです。

そこで今回は、工夫に工夫を重ねた結果、実際にこの1年、息子が自分で整理と準備ができて忘れ物もゼロになった学用品収納をご紹介します。
もしどなたかのご参考になればとっても嬉しいです。

1子どもの帰宅動線上にランドセル置き場を作る

まずランドセル収納です。
ポールとラックを組み合わせたようなものを玄関に置くか…。
子ども部屋の勉強机の横に棚を買うか…、色々と考えました。

でもランドセルをかけるのはできても、そこから教科書を出すのはやりづらいのでは?
ランドセルを棚にしまうのも、毎日だと子どもには大変かも?

悩んだ結果、ランドセルは置くだけにしました。
これが大正解でした!

なぜなら筆箱や教科書は基本的にランドセルに入れっぱなしだからです。
曜日ごとに同じ科目もあり、なかなか重いのです。

そこで我が家は、玄関からリビングのドアを開けてそのまま真っ直ぐ進んだところに、
ランドセルの向きを変えずにそのまま置けるような高さで
ラックを設置。

ポイントは子どもの帰宅動線上にランドセル置き場を作ること。
そして繰り返しですが、ランドセルは重いので、子どもの背丈より下に置けるようにすること、これが大事です。

2ランドセル置き場で全て完結させる

次に、ランドセル置き場で全ての整理と準備が完結できるような仕組みを作りました。
下の写真が実際に1年使った学用品収納コーナーです。

息子が使っている学用品収納コーナー

まず下の段から説明していきますね。

ランドセル置き場は正方形のラックを利用して作りました。
ラックの中には、IKEAのカゴ(リーサトルプ)を1つ入れてあります。
ここには、ティッシュポーチと名札を入れています。
カゴの横には、タブレットケースを入れています。
たまに家に持って帰ってくる学校のPCを入れたり、普段は、外出時にタブレットを持っていく時に使っています。


また、ラックの左側にはIKEAの大きなボックス(ドローンヨンス)を置いています。
ここは次のものを入れる場所にしています。
・絵の具
・ピアニカ
・体操服
・給食白衣
・手提げ袋


このうち、絵の具やピアニカは基本的に学校に置いており、洗う時だけ持ち帰ります。
また、体操服も洗濯をしたり学校に持って行ったりします。
給食の白衣も息子の小学校では2週間に1度だけ持ち帰ります。
手提げは2つあり、図書館の本や制作を持ち帰ったとき、予備を家に置く時にここに入れます。

つまりこのボックスは、満杯になるのは学期末のみ
そのために、口の広いもので大きめのものを選んでいます。
普段は、入れたり出したりしながら使うので、動かない重めのものを選びました。
学期末にはお道具箱なども持ち帰るので、なんでも入れることができてとても便利です。

続いて、ランドセルの右側にもラックを2つ設置しています。


*下の段
・学校から持ち帰ったけどまだ捨てたくないプリント(テストや絵や案内など)
・読み終わった新聞(購読中の子ども新聞)
・お絵描きの紙

ここは学期末に一緒に整理するようにしています。
親に提出する連絡や案内などのプリントは、別に置く場所を作っています。

*上の段
・教科書

ノート
ドリル類


ここには倒れて来ないように、透明なブックエンドを中に入れています。
(よくスケッチブックや塗り絵が密かに入れられています笑)
ドリルは色々なものを持っており、学童に持っていかないものを置いています。

*帰宅後手洗い後の使い方
①ランドセルを置く
②ポーチからハンカチを取り出し名札とカゴに入れる
③ランドセルから連絡帳やプリントや宿題を出す

④給食セットをランドセルから外す
⑤時間割を見て次の日の用意をする

給食セットや教科書がすぐ手に届くところにあるので、ついでに明日の用意ができます。

そして実は学用品収納コーナーの背面でリビング学習ができるようになっているので、そのまま宿題ができるようにしています。

3朝の支度も同じ場所でできるようにする

ちなみに、ランドセルの右上には、透明のケースを3つ置いています。
ここは次のものを入れる場所にしています。
・マスク
・ハンカチ、ランチクロス、給食袋
・ポケットティッシュ

そのため、朝もランドセルを取りながら支度ができるようになっています。

*朝お着替え後の使い方
①カゴから名札とポーチをとって服につける
②ハンカチを(ティッシュがなければそれも)ポーチに入れる
③マスクをつけてからランドセルを背負う

そのまま真っ直ぐ玄関に直行し、玄関にある帽子と上着を身につけて出発します。

つまり、学用品収納は帰宅後のことだけでなく、朝の支度のことも考えて工夫するといいと思います。

透明のケースやカゴを使用しているのは、子どもがパッと見て中身がわかるようにするためです。
ケースやカゴはどれも、ちょうど子どもの手で取りやすいサイズにしています。

毎日のことなので、ちょっとでも入れにくかったり、複雑だったりすると継続が難しいからです。

4まとめ

では以下にポイントをまとめて終わりますね。
まず学用品収納のポイントとしては…

・大人が仕組みを作ってあげる
・ランドセルは重い!じか置きがベスト
・ランドセル置き場は子どもの帰宅動線上に作る
・ランドセルは子どもの背丈より下に置けるようにする
・ランドセルは向きを変えずにそのまま置けるような高さにする
・ランドセル置き場で整理と明日の準備と朝の支度が完結できるようにする

次にポイントとして、ちょっとでも入れにくかったり、整理しようと思うあまりに分類を細かく複雑にすると、長続きしません。
大人でもそうですよね。
実はクムクムは年間100冊くらい本を読みますが、脳科学の本も好きでよく読みます。
脳はとにかく、面倒なことは嫌がります。

脳科学的にも、一瞬で把握できるようなシンプルな収納の仕組みを作るのはとても大切です。


だからこそ、6歳の息子が1年間、自分で整理と準備ができて忘れ物もなかったのかもしれません。

皆さんもよかったらお試しください。
実際の収納に使ったラックなどは楽天ルームでも紹介しています。
楽天ルームの「コーディネート」にも学用品収納を載せていますので、ぜひご覧くださいませ。

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